硯の構造
硯の代表的な部分の名称と役割(構造)について解説しております。硯は、書道などで文字を書く際に必要となる墨を擦る道具です。その機能を果たすために、各部分がそれぞれ違った役割をになっています。解説ページはこちら。
硯式(硯制)
硯の硯式(硯制)について解説しております。硯式(硯制)とは、形式化された硯の形態・様式のことであり、古来から続く作硯の継承のなかで、民族の思想および嗜好の影響を受け、多くの様式が生まれた。一貫した古典尊重の精神のなかで、芸術意識の高まりとともに自由で独創的なものが生まれ、多種多様となっていきました。
硯拓の方法
硯を違った視点で楽しむ方法として、硯拓の方法についての解説ページです。硯拓をとることで、硯に施されてる細かい彫刻を楽しむことができ、硯を2倍楽しむことができます。その硯拓をとる上で準備するもの、一連の手順を中心に解説しております。
唐硯(中国の硯)について
中国の硯(唐硯といわれる)の産地や特徴の解説ページです。中国は、良質な硯の材料が採掘される産地を多く有しており、その産地に応じて名称、特徴が異なります。ここでは、端渓硯や歙州硯をはじめとする中国四大名硯や松花江緑石硯といった代表的な硯について解説しております。
唐硯の歴史
中国の硯(唐硯)の歴史について解説しております。中国では、紀元前より東洋独自の書道具(文房四宝の一つ)として硯が使用されてきました。現在に至るまでに、形状の変化、産地の開坑などといった歴史を歩んでいます。ここでは、唐硯に関する主要な出来事について解説しております。
唐硯の美しい石紋
唐硯の中でも主に端渓硯、歙州硯に現れる極めて美麗な石紋の解説ページです。美術品としての価値を決定する重要な要素の一つが石紋です。中国四千年の歴史において実用面のみならず、鑑賞面においても書家、文人を魅了してきた美しい石紋の種類と特徴を解説しております。
七色の澄泥硯
澄泥硯の最大の魅力としてあげられるは、色彩の豊かさです。その色彩に応じて、澄泥硯は様々な種類に識別されます。
唐硯の中で最も色彩美麗である澄泥硯の解説ページです。その種類によって変化する七色の美しい色彩について解説しております。
硯の聖地「端渓」と北嶺
数多ある唐硯(中国の硯)のなかで最も有名、かつ最も優れているといわれているのが端渓硯である。その材料となる端渓石の採掘坑(硯坑)は、広東省西部の都市「肇慶(ちょうけい)」にある。肇慶市の東に位置する爛柯山(斧柯山)から西江(羚羊峡)にそそぐ渓流が俗に端渓と呼ばれ、その渓流を中心とした一帯から採掘される。また、爛柯山(斧柯山)から20キロ離れた場所に北嶺(ペーリン)山脈があり、端渓石とは趣が異なる美しい材料が採掘される。各採掘坑と採掘される硯材の特徴を解説しております。
和硯(日本の硯)について
日本の硯(和硯といわれる)の種類や産地の解説ページです。日本全国各地にて、多くの硯の産地があり、各地域の伝統工芸品として販売されています。ここでは、赤間石硯、龍渓石硯、那智黒石硯といった代表的な硯を中心に解説しております。
和硯の歴史
日本の硯(和硯)の歴史についての解説ページです。日本では、古くは奈良時代より硯が使用され始めました。現在に至るまでに、日本文化の変遷や中国との交流・貿易を通じて影響を受け現在に至っています。ここでは、和硯に関する主要な出来事について解説しております。