商品名
[玄清堂]三輪田米山 二行書 和歌 紙本掛軸 130.8×54.0cm 桐箱
200,000円
<説明>
・表具 | 紙本 |
・軸先 | 木 |
桐箱入り
三輪田米山(1821~1908)
江戸時代末期から明治にかけて活躍した書家。愛媛生。本名は常貞、または清門(幼名は秀雄)。字は子謙。別号は得正軒主人。僧明月。僧懶翁とともに伊予三筆と称される。
伊予国久米郡(現在の愛媛県松山市)の日尾八幡神社の神官三輪田清敏の長男に生まれる。嘉永元年(1848年)父の死去にともない神官を継ぐ。国学、漢学および和歌を国学者の大国隆正に学ぶとともに書を日下陶渓(字は伯巌)を手本に学び、僧明月、細井広沢、王羲之の書法を研究した。明治4年、旧松山県より日尾八幡神社祠祠官に任命。明治13年(1880年)、隠居。愛媛県中予地方を中心におよそ3万の揮毫を残す。その書風は豪放磊落にして気宇壮大、雄渾にして天衣無縫、何物にも捉われない破格の書体は、近代書の先駆として今もなお独自の輝きを放つ。また明治天皇の侍講を務め書の訓練にあたった。明治41年(1908年)没。享年88歳。墓所は神社・自宅に近接する四国霊場第49番札所西林山浄土寺。
大阪の山発商店(現アングル・ミユキ)創業者で佐伯祐三の発掘でも知られる山本発次郎が米山の書を高く評価し蒐集を始める。戦前に集めたものは戦災で灰燼に帰したが、昭和26年(1951年)には米山を「我が国近世五百年間不世出の大書家」と激賞している。平成19年(2007年)、三輪田米山顕彰会が発足。
手とらハ 袖さへ尓本ふ 女郎花 | てとらハ そでさへにほふ をみなえし |
古乃志ら露尓 ちらまくをし母 | このしらつゆに ちらまくをしも |
万葉集巻10-2115 作者不明
手取者 | てにとれば |
袖井丹覆 | そでさへにほふ |
美人部師 | をみなへし |
此白露尓 | このしらつゆに |
散巻惜 | ちらまくをしも |
現代語訳
手に取ったら、袖までもが美しく染まる おみなえしがこの白露のせいで、散ってしまったら惜しいことだよ。
第152号思文閣墨蹟資料目録 所載(昭和60年3月25日発行)
商品サイズ |
作品
縦(cm)130.8 、横(cm)54.0 表具 縦(cm)195.0 、横(cm)60.5 、横(軸先含む)(cm)66.2 |
---|---|
備考 | 販売中、送料別 |
カテゴリ | 取扱美術品 、 店頭販売中 、 書 、 書画 |
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