商品名
[玄清堂]和硯 稀少 屋久島硯 銹水石・天成硯 秀命作 硯13.3×12.1×3.0cm 黒柿硯蓋 共箱 栞 未使用【文房四宝】
オークション落札済み
<説明>
黒柿硯蓋。
屋久島の海底に産する最良硬質の頁岩。約6000万年前(新生代古第三紀)に海底で形成された堆積岩(水成岩)です。本来 火山島である屋久島に、火山の熱の影響を受けていない無傷の水成岩が存在することは奇跡に近いと言われています。一般的に硯原石の採取には坑道掘りと露天採取があります。露天採取の石は坑道掘りの石に比べて、石質が物理的に安定しています。また硯には水岩と呼ばれる水中に没した原石が、硬度やキメの細かさの点において、最良質であるとされています。屋久島の銹水石は完全なる露天採取の水岩です。特に波彫銹水石と名付られた波による浸食孔のある石は、粗雑な石質部分を波が削り取り、最良質の部分だけが残った名石中の名石です。
古書が推挙する最高の硯材
『北窓瑣談』の後編巻の四 文政十二年(1845) 橘 南谿著 には「硯材は薩州屋久島石を第一とすべし。石密にして、しかも墨よくおり、又墨澄むことなし。その次は山城の石王子、若狭のうぐいす鳳足、甲斐の飴畑、土佐の青石、美作の高田など硯石の上品なり云々・・・」
【橘 南谿】
江戸後期の医者・文人。宮川氏。名は春暉。京都にて医学を修め、また文学を好み和歌に巧みで、全国を周遊。著『西遊記』『東遊記』『傷寒論分註』等がある。(広辞苑より)
『三国名勝図会』 天保十四年(1845) 薩摩藩島津家出版 には屋久島硯の形状美が詳細に記されています。
本硯は北山秀命氏作硯の屋久島硯銹水石・天然硯です。仮名、細字に最適です。硯蓋は黒柿銘木を用いて、まさに屋久島の日と空と海を表現しているようです。
商品サイズ |
硯
縦(cm)13.3 、横(cm)12.1 、厚さ(cm)3.0 、重量(g)766 硯匣 縦(cm)18.4 、横(cm)15.3 、厚さ(cm)6.3 |
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備考 | この商品はオークションにて既に取り引きが終了している商品です。 |
カテゴリ | オークション落札済み 、 その他 、 取扱美術品 、 硯 |
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