商品名
<説明>
黒柿硯蓋。共箱。新品未使用。
五代 名倉鳳山作。金鳳石は稀少です。硯蓋は「木の宝石」と称される稀少材の黒柿を使用。五代 名倉鳳山氏は、「文房四宝(硯・墨・筆・紙)の中でも、特に硯には文人の魂が宿ると言われます。書の道具から用の美へ、日本人の精神を映す「心の器」へと、現代の硯制作に取り組んでいます。」と創作的作硯活動を長年にわたり精力的にされており、作品の精緻で強く美しい刻線と斬新なフォルムは見る者を魅了します。
鳳来寺硯舗の栞によれば、
【鳳来寺硯】
鳳来寺の硯の歴史は古く、利修仙人が鳳来寺山を開いた約1300年程前から始まったと伝えられています。鎌倉時代には鳳来寺堂塔の建立にたずさわった大工や参詣者が土産として持ち帰り、室町時代には将軍が硯石を取り寄せ、職人に彫らせて愛蔵したそうです。江戸時代には鳳来寺山東照宮詣での参拝者がこぞって硯を買い求めたといいます。明治維新以後参拝者の激減により硯づくりは一時途絶え、鳳来寺の門前町、門谷で硯づくりが再開されたのは明治20年頃からのことです。材料の石には、門谷近くで採れる金鳳石(きんぽうせき)、鳳鳴石(ほうめいせき)、煙厳石(えんがんせき)が使われ、この三種類の石で作られた硯を「鳳来寺硯」と呼んでいます。
【五代 名倉鳳山(利幸)】
1953年、四代 名倉鳳山(正康)の長男として出生。1977年、東京芸術大学 彫刻科卒業。以後、作硯活動に入り日本伝統工芸展他に出品、受賞多数。第61回日本伝統工芸展(2016)より特待作家(招待作家)となる。パブリックコレクション:東京国立博物館、薬師師寺 シルクロードミュージアム。現在、愛知県新城市指定無形文化財保持者、(公社)日本工芸会理事、(公社)日本工芸会東 芸会諸工芸部会幹事、CBCクラブ会員。
商品サイズ |
硯
縦(cm)11.5 、横(cm)7.3 、厚さ(cm)2.0 、重量(g)266 |
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備考 | この商品はオークションにて既に取り引きが終了している商品です。 |
カテゴリ | オークション落札済み 、 その他 、 取扱美術品 、 硯 |