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[玄清堂]岸田大江 一字書「水」 紙本掛軸 作品27.6×39.1cm 合箱

商品名

[玄清堂]岸田大江 一字書「水」 紙本掛軸 作品27.6×39.1cm 合箱
ご成約済み

<説明>

・表具 紙本
・軸先 プラスチック

 
岸田大江(きしだたいこう、1910~1972)
書家。島根県邑智郡瑞穂町大林 生。本名 隆一。盟友 山崎大抱氏が岸田大江遺作集「書人 岸田大江」の中で次のように語っています。
「湯気の立つ書」を提唱して、少字数書界を風靡したが、この一言はまた岸田大江その人を語っているとも言えよう。性豪放で、しかも繊細、気骨稜々として大親分の風格を備え、その才腕と叡智は比田井天来にこよなく愛され。また上田桑鳩に畏敬信頼される。昭和28年手島右卿師に強引に入内して子弟の礼を取り、独立書道会(書人団)の大幹部として、また毎日展の審査員として書の向上発展につくしたことは顕著である。「我は字画なり、我を外して字画なし。心身清浄が時に定着して造形され、自身の書を自然に生む」との大悟を得た。「悟」の作が第一回右卿賞に輝いたのも当然であろう。博大な気象が凝って偉大な大江の自画像を画いていると言えよう。「飛」の天かけり翔ぶ姿、瞬発力の凄さ、天に向かって飛騰する新鮮溌刺たる姿には、息を呑む程の感動を覚える。
 

1910年(明治43年) 10月8日、島根県邑智郡瑞穂町に生まれる。本名、隆一。字名、龍。別号、天心斎。
1930年(昭和5年) 3月、島根師範学校卒業。在学中、薬師寺弥峯の門に入る。
1932年(昭和7年) 7月、文検習字科に合格。
1933年(昭和8年) 4月、薬師寺弥峯と共に書道誌「八雲」を発刊。
1935年(昭和10年) 3月、島根師範学校教諭(島根商学学校兼務)となる。
1936年(昭和11年) 5月、松江に比田井天来夫妻を迎え書道講習会を開催、ついで翁に従い、隠岐に渡り名碑「黒木御所遺趾」の揮毫をたすく。さらに天来翁、小琴女史の門に入る。
1937年(昭和12年) 3月、満州、鞍山高等女学校教諭として渡満。
1939年(昭和14年) 1月4日、師比田井天来逝去の報に接し驚愕悲歎、上京遊学を断念。
1945年(昭和20年) 10月12日、師薬師寺弥峯シベリヤに於いて不帰の客となるにより志を新たにす。
1946年(昭和21年) 6月、満州鞍山を出発引揚に当り、蒐集せる碑碣古法帖類をすべて中華民国に提出。10月、書道上に於ける疑問を解決せんとして郷里に隠れ開拓の業務に就事し、専念開眼を念ず。
1950年(昭和25年) 3月、漸く曙光を見出し郷里を出て、再び教職に就く。11月、青山竹居一周忌法要(松江)に出席し、初めて手島右卿に見える。
1953年(昭和28年) 12月、手島右卿を出雲市に迎え大講習会を開催、右卿より大江の号を受く。さらに入門を申込む。
1954年(昭和29年) 1月、手島右卿に入門を許さる。
1955年(昭和30年) 12月、書道誌「八雲」(のち「開眼」に改題)を再刊。
1959年(昭和34年) 8月、山陰抱雲会を結成、代表に推され、手島右卿の独立書人団に属す。
1963年(昭和38年) 6月、毎日書道展審査員を依嘱さる。第1回右卿賞(38年毎日展出品作「悟」に対し)を受く。
1964年(昭和39年) 3月、故薬師寺弥峯先生遺業顕彰碑を松江市天神公園に除幕。
1968年(昭和43年) 3月、大田市立久手中学校長を退職。
1968年(昭和43年) 2月、邇摩郡仁摩町教育長に任命され、昭和45年9月まで在任。7月、毎日書道展第四部審査員を依嘱さる。
1969年(昭和44年) 9月、作品「道」手島右卿とその一門展に加えられて欧州各国を巡回。
1970年(昭和45年) 病に罹り、10月25日さらに夫人鈴子の逝去に遇う。
1971年(昭和46年) 10月、初めて個展を松江市一畑百貨店に於いて開く。
1971年(昭和46年) 1月2日、大田市野城、円城寺参詣の途次発病、同月14日逝去。61歳。法名「抱雲院釈徳水」。仁摩町満行寺に葬る。
商品サイズ 作品  縦(cm)27.6 、横(cm)39.1
表具  縦(cm)101.5 、横(cm)44.6 、横(軸先含む)(cm)49.5
備考 この商品は、ご成約済みです。
カテゴリ ご成約済み 取扱美術品 書画

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